Niyonの日々 耳下腺がんと私
39年間まったくの健康体だった私が、耳下腺癌と向き合うことに!がん発見の過程、治療のことや葛藤、悩み、怒り、悲しみ、心の変化も綴ります。気取らず、気張らず、肩の力を抜いていきましょ。
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ひどいめまい!近所の耳鼻咽喉科へ
2020年4月上旬、新型コロナで自粛生活のまっただ中。
私は原因不明のめまいに襲われていました。こんなひどいめまいは初めて!
常にちょっと酔ったような、ふわふわする感じ。
これは数か月前にもあって、耳鼻咽喉科を受診したけど何かわからずじまいでした。
ただ今回は、発作のように急にぐるぐる目が回る時があり、立っておられず横になっても気分が悪い。息は過呼吸のようになり、はぁはぁ言って、手足もしびれているような気がする。
まさか、、、新型コロナ?
熱はなく、咳もなく、味覚異常も嗅覚異常もありません。
ひどいめまい発作は30分ほどでおさまったけど、数日後、就寝時に再度同じ症状がでたので、夫のすすめでいつも行っている近所の耳鼻咽喉科で診てもらうことにしました。
扁桃腺が大きく風邪を引くといつものどや鼻にまず来るので、最近は内科ではなく耳鼻咽喉科に行くようにしてます。
でも本当はこの新型コロナ流行の時期、なるべく医院、病院へは行きたくない、、、
ただ万が一コロナだったら家族や周りの人にうつしてもいけないしなぁ。
いつも待ち時間が長く、人気の近所の耳鼻咽喉科。
4月中旬には、待合室にいるのは私1人でした。
ああ、皆同じ考えか、そりゃ来なくていいなら今は来たくないよね。
あまり待たずに呼ばれ、先生に症状を伝えました。
耳の状態も聴力も問題なく、先生は???という反応。
念のため、めまい止めの薬を出すので様子見て、とのこと。
手足のしびれが少しあったので「脳も少し心配です。大きな病院を紹介してもらって念のため検査を受けれませんか?」と尋ねましたが、過呼吸になると酸素が手足に行き渡らないことで一時的にしびれが出ることはよくある、しびれが残っていないなら大丈夫だと思う、とのこと。
ただ、ここで先生がちょっと気にしていたのは、私の表情。
これは前に同じめまいで診察を受けた時にも首を傾げられていた症状でしたが、「う」の口をした時に上下の唇が同じ形ではないのです。ちょっと上下ずれている。歪んでいるというべきかな?口角を上げて笑顔の時も左右差が出ることがよくあり、変なので写真を撮る時はおもいっきりの笑顔にはならないように自分でもしていました。
歯が悪いせいかな?と歯医者で徹底的に見てもらったこともあります。
でも歯の治療をしても、表情は治らず。
まあでも様子を見よう、といわれました。
診察を終えて待合室に戻りお会計を待っていましたが、受付の看護師さんに再度呼ばれます。
先生が検査ができる大きな病院を紹介することにした、とのこと。
明日行けます?と聞かれ、はい!ぜひ!とお願いし、予約まで取っていただき、紹介状をいただきました。
これが運命の分かれ道でした。
これがなかったら、たぶん癌を発見することはなかったと思います。
もしくは、もっともっと症状がでた後になってからだったか。
どちらが幸せだったかはわかりませんけどね。
これが、39歳の誕生日を迎える直前でした。

読んでいただき感謝。皆様の1票が励みです
私は原因不明のめまいに襲われていました。こんなひどいめまいは初めて!
常にちょっと酔ったような、ふわふわする感じ。
これは数か月前にもあって、耳鼻咽喉科を受診したけど何かわからずじまいでした。
ただ今回は、発作のように急にぐるぐる目が回る時があり、立っておられず横になっても気分が悪い。息は過呼吸のようになり、はぁはぁ言って、手足もしびれているような気がする。
まさか、、、新型コロナ?
熱はなく、咳もなく、味覚異常も嗅覚異常もありません。
ひどいめまい発作は30分ほどでおさまったけど、数日後、就寝時に再度同じ症状がでたので、夫のすすめでいつも行っている近所の耳鼻咽喉科で診てもらうことにしました。
扁桃腺が大きく風邪を引くといつものどや鼻にまず来るので、最近は内科ではなく耳鼻咽喉科に行くようにしてます。
でも本当はこの新型コロナ流行の時期、なるべく医院、病院へは行きたくない、、、
ただ万が一コロナだったら家族や周りの人にうつしてもいけないしなぁ。
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4月中旬には、待合室にいるのは私1人でした。
ああ、皆同じ考えか、そりゃ来なくていいなら今は来たくないよね。
あまり待たずに呼ばれ、先生に症状を伝えました。
耳の状態も聴力も問題なく、先生は???という反応。
念のため、めまい止めの薬を出すので様子見て、とのこと。
手足のしびれが少しあったので「脳も少し心配です。大きな病院を紹介してもらって念のため検査を受けれませんか?」と尋ねましたが、過呼吸になると酸素が手足に行き渡らないことで一時的にしびれが出ることはよくある、しびれが残っていないなら大丈夫だと思う、とのこと。
ただ、ここで先生がちょっと気にしていたのは、私の表情。
これは前に同じめまいで診察を受けた時にも首を傾げられていた症状でしたが、「う」の口をした時に上下の唇が同じ形ではないのです。ちょっと上下ずれている。歪んでいるというべきかな?口角を上げて笑顔の時も左右差が出ることがよくあり、変なので写真を撮る時はおもいっきりの笑顔にはならないように自分でもしていました。
歯が悪いせいかな?と歯医者で徹底的に見てもらったこともあります。
でも歯の治療をしても、表情は治らず。
まあでも様子を見よう、といわれました。
診察を終えて待合室に戻りお会計を待っていましたが、受付の看護師さんに再度呼ばれます。
先生が検査ができる大きな病院を紹介することにした、とのこと。
明日行けます?と聞かれ、はい!ぜひ!とお願いし、予約まで取っていただき、紹介状をいただきました。
これが運命の分かれ道でした。
これがなかったら、たぶん癌を発見することはなかったと思います。
もしくは、もっともっと症状がでた後になってからだったか。
どちらが幸せだったかはわかりませんけどね。
これが、39歳の誕生日を迎える直前でした。


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