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39年間健康体だった私が耳下腺癌と向き合うことに!がん発見の過程、治療、心と体の変化を綴ります。全がんの約0.2%しかない希少癌。情報が少ない!5年生存率45%のステージⅣだけど長寿の記録を作ってやる!

プロフィール

niyon(によん)

Author:niyon(によん)
関西在住アラフォー女です。
2014年突発性難聴を発症しブラック企業を退社。専業主婦を経て働こう!と資格を取った矢先に耳下腺がんが発覚。新型コロナ流行さなかの闘病は孤独でした。
手術後、夫のすすめで愛犬ソフィア(愛称ソフィにゃん)を飼い始めました。
もう10年以上続けているポイ活も継続中。

【耳下腺癌治療ヒストリー】はこちら

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入院の日

人生初めての入院。
とりあえず必要そうなものをカバンいっぱいに詰め込みました(笑)。
読みたかった漫画や小説は5~6冊も。
これは持って行って大正解でした。時間がなくてなかなか読めなかった本を読める、いい機会になりました。

準備をしてると、気になることが色々出てきました。

お風呂って入れるの?湯舟はあるの?
→ネットで病院のことを調べたけど、どこにも書いていない

入院中って、すっぴん?でも退院日には使うから化粧品も一応必要だよね。
→入院中は案の定、一度もメイクせず。
特に手術の時はメイクしちゃダメと言われました。顔色がわからなくなるからかな?

持ち物に洗面器って書いてあるけど、かさばる!何に使うのよー?
→結局一度も使わず、退院日に持って帰りました。。。何だったのか謎。

パソコンやタブレットは持っていくか非常に迷ったのですが、病院の規定では病室ではメールのみOKで、通話やその他の通信は談話室など病室以外で使うこと、となっていました。
PCやタブレットは通信契約してないし、病棟には無料Wi-Fiがない。
院内にはコンビニやカフェなど無料Wi-Fiがある場所もあるけど、手術後そこに長時間いる自分も想像できなかったので(コロナも不安だし)持参はやめました。
→結果、スマホがあれば十分でした。
逆に、手術後は目がつらくてスマホやテレビすら長時間見れなかったので、持っていかなくて正解。

余談ですが、ずっとやらなきゃと思っていた裁縫系なんかも(取れそうなボタン付け直しとか、部屋着の裾上げとか簡単なもの)きっと暇だろうと思って小さな裁縫セットと共に持参したのですが、これは良かった(笑)。
何も入院中にそんな事しなくても、、、と思いますが、何かに集中している方が痛みを忘れられて逆に良かったです。
家に帰ると面倒で後回しにしがちな作業をしてしまう、良い機会でした。

新型コロナ感染予防のため、入院中、お見舞いは一切禁止。
着替えとか荷物だけなら看護師さんにお願いすると、ナースステーションで渡してくれますけどね。
家族にすら会えないのですが、入退院の日と手術の日だけは家族が病室に入ってOKでした。
最低限の人数限定、12歳以下はダメ、高齢者もなるべく控えて、と色々制限付きではありますが
もちろん、病棟に入る前に検温して、手の消毒をして、マスクをします。

お部屋は第1希望の個室でした。ほっ。
そんなに広くはありませんが、他の方に気を遣わずに済みます。

入院日は朝から夫も一緒に来てくれましたが、忙しい1日でした。
看護師さんや薬剤師さんなどから説明&書類にサイン、主治医からの手術に関する説明、手術日に着る術前術後着のレンタル、必要な物の買い出し、、、。
病室にいても、ひっきりなしに人がやってきます。

入院日はさっそくお昼ご飯も提供されました。
 
う、質素...(笑)。
食事制限が何もない私でこれなので、色々制限ある人はもっと質素でしょう。病院だから仕方ないけど、、、。
ダイエットできるかも。
さっそく持ってきたコップにお茶を入れて、ペロリと頂きました。

15時か16時頃、ふと気付きました。
あれ、今日私はお風呂に入れるの?
明日は手術。たぶんお風呂は入れない。
その次の日もたぶん無理じゃない?
じゃあ今日お風呂入らないと次いつになるかわかんないよー!髪の毛は洗っておきたい!

実は廊下に貼ってあったお風呂の時間表をチラリと見ていたのでした。曜日によって男女のお風呂順が交互。が、どの日もお風呂の時間はお昼前後。もう時間は終わってます。それ以降は要介護の方用になっていたので、焦りました。
私、もしかして、もう今日はお風呂入れないの?!
看護師さんに恐る恐る尋ねると、「そうですよね、入りたいですよねお風呂。時間調整しますので、ちょっと待っててくださいね。」と優しいお言葉。
無事、入らせてもらえました。
手術後、数日は入れなかったので、本当にこの時入っておいて良かった!

基本的に看護師さんなどスタッフの方は、男女問わずみんな優しかったです。
病気で気落ちしている時はほんとにありがたいですね。
もちろん、こちらもなるべく失礼にならないように気を付けました。
サービス業についていた身として、よく知っています。人当たりが悪い人、失礼な人に優しくするのは仕事といえど難しい、人間ですもん。逆に、思いやりを持って接してくれる方には、これもやってあげようかな?と思います。
これ、いいサービス受けるための秘訣です(笑)。

病室の冷蔵庫が大きめで助かりました。夫が独身の時に使っていたやつくらい。冷凍庫までついてました(笑)。
病院や病室によっては冷蔵庫も有料のところ(プリペイドカードが必要)もあるみたいですね。無料で良かった。気にせず使える!
入院の日に院内のコンビニで買った飲み物などを備蓄。
2Lのお水2本、1Lのお茶、500mlの牛乳、スムージー、フルーツ入りゼリーなど。
牛乳は、自宅からはインスタントコーヒーを小さなタッパーに入れて持参したので、混ぜてカフェオレを飲もうという算段。

この買い出し、手術前にしておいてよかった!
特にお水は必須でした。
手術後あまり動けない時も、喉は乾きます。
薬を飲むのにもお水がいります。
手術後しばらく発熱が続いていたので、冷えたお水がおいしくて。
ベッド横にたくさんあって安心。どんどん飲みました。

お茶だと利尿作用によりトイレの回数が増えます。
術後は管がつながった状態。トイレに行く回数は1回でも減らしたかったので、お水にして正解でした。(この理由で元々職場や家でもお水を飲む習慣はついてました。)
最終的に入院は10日間でしたが、もちろん2Lのお水2本で足りるはずもなく、途中で夫に買ってきてもらったり入院後半では自分でコンビニに買いに行ったりもしました。

午後、主治医の先生からの説明があり、、夫と共に主治医に会いに行きました。
手術前の病名、病状、そして予後のお話です。


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